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  • 執筆者の写真日本口腔保健協会

禁煙で健康・健口・健幸の三拍子が揃う!歯周病とたばこの関係

更新日:2023年3月13日

喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。


特に口腔はタバコの煙がダイレクトに接触するため、体の中で最初に喫煙の影響を受ける部分です。




喫煙者は歯周病になりやすく重症化しやすい!

三大有害物質が口腔に与える影響🚬


たばこの三大有害物質であるニコチン、一酸化炭素、タール。口腔にも様々な影響があるのはご存知ですか?



■ニコチン


■一酸化炭素



■タール

いわゆるヤニのことで、歯の表面に付着すると歯面がザラザラになり、歯周病の原因であるプラークがつきやすくなる。多くの発がん性物質が含まれている。

参考:日本歯科医師会 日歯8020テレビ「タバコは口の中にどう影響するの?」より



これらのことから、喫煙は歯周病の発症・重症化のリスク因子となり、喫煙者は非喫煙者に比べ2~6倍歯周病にかかりやすくなると言われています。




喫煙・歯周病・全身の病気 は負のトライアングル


喫煙することで歯周病の発症や重症化のリスクを高めることは、全身へ大きな影響も及ぼします。👉歯周病と全身の健康について詳細はこちら


そして喫煙はご存知の通り多くの病気と関係があるため、喫煙すると以下の「負のトライアングル」を生み出してしまいます。

参考:日本歯科医師会 日歯8020テレビ「タバコと歯周病」より




健康長寿のために


禁煙で全身の健康と口腔の健康を守ることで、QOLの維持や向上、健康寿命の延伸に繋がり健幸な人生を送ることができます。


禁煙はいつ始めても遅くありませんし、いつ始めても効果があります。

喫煙している方は、コロナ禍の今、飲み会も減っていてチャンスです!ぜひ禁煙チャレンジしてみませんか?


弊会では歯科健診で喫煙者の方に情報提供を行ったり、セミナーでの禁煙支援を実施しております。健康保険組合様で支援している禁煙の取り組みなどをご紹介し、広く周知するサポートなども承っております。





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